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メジロを刺繍しながら、ヒヨドリを思い出す

  • 執筆者の写真: fuchakohankachi
    fuchakohankachi
  • 3月31日
  • 読了時間: 2分

2026年3月31日


今日はメジロを刺繍しました。といっても、データ自体はすでに出来ていたもの。

今回の悩みは、もっぱら「色選び」でした。

以前作ったメジロは少し暗めの配色。何度も画像を見て決めたはずなのに、そのまま世に出すにはどうにも納得がいかず、しばらく糸と画像をにらめっこすることに。 普段はWebの画像を参考に、あまり悩むことなく色を決めるのですが、時々、見れば見るほどわからなくなる時があります。今回のメジロは、まさにその迷路に入り込んでしまいました。

一度は断念したこのメジロ。今回はそのリベンジです。あらためて写真を見直し、試しながら、ようやく「これだ」と思える色にたどり着きました。

タオル地はやや明るめに、綿のハンカチは少しトーンを落として。それでもどちらも、以前よりほんの少し光を含んだような色合いに落ち着きました。

春の光の中で、桜の蜜をついばむメジロ。そんな一羽に、少し近づけた気がしています。

さて、メジロを思い浮かべていると、どうしても頭に浮かぶのがヒヨドリの存在です。桜の木に集まる甘党たちの中で、鋭い声と勢いで他の鳥を追い払う姿は、なかなかの迫力。

お前のものは俺のもの、俺のものも俺のもの、どこかジャイアンのようでもあります。


そんなヒヨドリの振る舞いを見ていると、桜の木の下で小鳥たちを撮影している野鳥愛好家の、心の中の舌打ちが聞こえてきそうです。昔読んだ本に、「他の鳥を蹴散らすため観察者に嫌われがち」と書かれていたのを思い出しました。たしかにその通りかもしれません。

けれど、花粉をくちばしにたっぷりつけて得意げにしている姿を見ると、憎めないどころか、むしろ可愛いとさえ感じてしまいます。


少し話がそれましたが、鳥観察の楽しみは、こうした鳥同士の関係性にもありますね。

桜の木の下で、今年はどんな出会いがあるのか。


それもまた、楽しみのひとつです。

 
 
 

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